道場指導方針

 空手をスポーツと捉えるか、武道として捉えるかは各意見があると思います。スポーツ空手もあって当たり前であると思うし、また武道と見て、己と相対して追及するのも良し、またそうである事で空手が広く世間に繁栄して行くでしょう。私が極真空手に入門した昭和56年(27年前)と比べれば多様な年代層へと極真空手が広まっています。
特に少年部の定着率増大は、新極真会の指針である、”青少年健全育成”に大いなる期待が寄せられているのを、結果の一つに挙げる事が出来るでしょう。
当道場では、各クラスによって指導のやり方は異なっていますが、全てのクラスに統一している事は、強くなり人間として優しくなる事を指導しています。言ってみれば単純な事ですが、これを持って基本にすれば新極真空手として語る事が出来ます。
強さの追求を間違って理解し、「試合に勝つ事が全て」だけに執着してしまう事の無い様、指導体制を整えております。体制の一つとして、熊本中央支部に置いては支部長許可の指導員以外の指導(自主トレーニング指導も含む)を固く禁止しています。なぜか。総本部から支部長、支部長から指導員、指導員から会員と、新極真会の理念、方針が間違えなく伝達出来る為です。技術だけの指導で試合に勝ったとしても己との戦いは続くのです。勝敗だけに拘り続け形だけの礼儀を持ってどんなに強くなっても、それは、”修羅場の道”の入り口でしかないのです。空手道を通じて、強く優しく(人の痛みの解る)を基本に指導しております。そして大会にてチャンピオンになる事も、勿論同一目標です。
会員においても、目的は色々あります。強さの追求、健康管理、ダイエット、礼儀習得、ストレス解除、いじめ対策、等それぞれ多様ですが、それに応じて指導致しています。
少年の部、一般の部、壮年の部、女子の部で会員は明日を夢見て頑張っていますが、その中で30代、40代の壮年会員の頑張りが目立ちます。指導しながら、「青春は年齢ではない」と確信できました。
しかし、強さの追求はすばらしい事だと思います。己との戦い、葛藤、に挑戦して行く姿勢に年齢は無いのです。いつの日か熊本から全日本、全世界の舞台で、”武道空手家”として、”火の国魂”を見せてくれる会員を育てたいと思います。
我が道場のキャッチフレーズは、”夢への情熱”です。


平成19年2月24日
新極真会 熊本中央支部
山崎 保広

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